中島潔先生の展覧会を観たあと、夕方から異業種職人の集いに参加して来ました。会の名前は『よかろうもん会』。よかろうもんとは佐賀の方言で、例えると～私がやってることだから“イイでしょ！”～といった意味合いです。職人気質の集団なのでこのような名前になりました。

さて昨年末にご紹介しました、鹿島市の三原豆腐屋さんに依頼していた、器のモニターの画像を頂きましたのでご紹介します。その前に器の絵柄は稲穂で、大胆かつ繊細に描いています。一本一本線を描いているのがお解かりになりますか？

まず一皿目はお造りで「湯葉と天然鯛の造り」です。二皿目は寿しで「煮穴子とうの花にぎり」。三皿目は焼物で「金目鯛と厚揚げの若狭（わかさ）焼き」です。新鮮な海の幸と豆腐の素材を盛り合わせたコラボレーションは、見るだけでよだれが出てきそうです。やっぱり、器は料理を盛ってこそ器。美味しい料理を引き立てるためにも、控えめな絵付けを心掛けています。あらためて三原さんに感謝申し上げます。（2007/1/24）

●稲穂柄の皿です。

●「湯葉と天然鯛のお造り」

●「金目鯛と厚揚げの若狭（わかさ）焼き」

●「煮穴子とうの花の寿し」